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清酒薫長醸造元

クンチョウは、江戸時代に建てられた酒蔵です。資料館では、日本酒の歴史や製造方法を紹介しています。

薫長1

クンチョウ酒造株式会社 清酒薫長醸造元
所在地:大分県日田市豆田町6-31
営業時間:9:00~16:30
クンチョウ酒造では江戸時代の蔵を利用した資料館で、お酒造りに関わる様々な道具や器具などや、雛人形の展示もされています。
一杯百円の出来立ての甘酒やほかほかの酒饅頭も販売されいていて、様々な日本酒の試飲コーナーもあります。

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クンチョウ酒造の玄関に掲げられている緑の玉は、酒林(さかばやし)と呼ばれる杉玉です。

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酒林

酒林(さかばやし)(杉玉)の由来
 杉玉は古くから酒屋の看板として知られているが、もともとは杉の葉を束ねただえのもので元来日本の酒造りの神様とされる大物主大神(おおものぬしおおかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)を祀る三輪明神。大神(おおみわ)神社(奈良桜井市)の神木である「杉」にちなんだものとされている。
 後に新酒ができたしるしとして造り酒屋や酒を商う店に掲げられるようになった。「さかばやし」と呼ばれる由来は中国では酒屋の看板を「酒家望子(ぼうし)」と言いこの「ぼうし」が「ばやし」と訛ったという新井白石の説、また酒の異名掃愁箒(そうしゅうそう)から「酒箒」が転訛したという説などがある。
 毎年新種のできる頃掲げられる青い杉玉は季節の移り変りと共に色づいていくが、それは新酒の爽やかさから枯淡とも言われる古酒の味わいまで、四季折々に楽しめる本酒の味の推移を教えてくえるものである。クンチョウ酒造株式会社(現地説明板より)

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卯建

二階の両側に小さな屋根がついた壁が付いています。これは卯建(うだつ)と呼ばれるもので、防火壁の役目があるそうです。
卯建は、町家が隣接しているところで、隣家からの延焼を防ぐためのものだったのですが、後に、財力を誇示するために立派な卯建を造るのが流行った時期もあったそうです。
大きな壷や瓶などもありました。

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忍び返し

屋根の上にのっている尖った竹は、忍び返し(しのびかえし)です。門や塀の上に設置して、忍者や不審者の親友を防ぐためのものです。電線がなかったら、江戸時代か明治時代と見間違いそうです。

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鬼瓦

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折れ釘

白壁に何かひっかけるようなものが付いていますが、これは、折れ釘(おれくぎ)というそうです。土蔵などを修理する際に足場を掛けたりするのに使うそうです。

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屋根に鳩がいっぱいいて、「クックー」と鳴いていました。

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敷地内には様々なものが展示されていてとっても面白かったです。

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薫長の煙突

クンチョウの目印のようなレンガ造りの煙突は、大きな釜でお湯を沸かす為に石炭を燃やしていた竈と繋がっています。今は石炭ではなくガスで沸かしているそうです。

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クンチョウといえば、この煙突を思い出される方も多いのではないでしょうか。私も子供の頃からこの煙突をみつけると、「あ~日田に着いた!」と思っていました。


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