祇園のパイパイ
白々と書いてパイパイと読みます。祇園山鉾の飾りを魔除けとして玄関に飾っています。
豆田町の各家やお店の軒下には、竹籤にお花がついた綺麗なものが飾られていました。
豆田町の方に伺ったところ、「『パイパイ』と呼ばれる魔除けの飾りで、毎年7月20日過ぎの土曜日と日曜日にある日田祇園祭の山鉾の竹籤でできた飾りを毎年各家に配り、それを各自が玄関に飾り無病息災を祈願している。」そうです。
日田祇園祭は、疫病や風水害を払い、安泰を祈念する祭りです。豆田地区、隈・竹田地区で9基の勇壮な山鉾が曳き回されます。中には、高さ10mを越える平成山鉾もあります。京都祇園の流れをくむという日田祇園祭は、国の重要無形民族文化財に指定されています。九州の小京都と呼ばれる日田ならではのお祭です。
豆田町には、古い商家、蔵、資料館、美術館、日田杉の下駄屋さんなどがあり、散策するにはもってこいです。日田市には日田温泉もあり、川では鵜飼も行なわれます。屋形船に乗って、夕食をしながら鵜飼見学もいいですね。
この白い竹籤がパイパイです。これを各家に配布し、各自で輪っかにして花などを飾り、玄関の軒下に飾ります。
日田祇園の山鉾の両脇に付いている白い竹籤がパイパイです。
夫々で、白い竹籤を丸めて輪っかにし、造花などの飾りをつけて玄関先に飾っています。
パイパイと日田土鈴 ダブルで魔除けですね。