安井の井戸
安井の井戸は藩井今泉元甫が飲用水に苦しむ城下町の人々のために、私財を投じて掘った三つの井戸の一つです。
所在地:大分県佐伯市 山際通り
城下町の町並みに、古い井戸がありました。昭和初期まで生活用水として使われていたそうです。このまま保存されているのが素晴らしいですね。
安井(あんせい)の井戸
「安井の井戸」(佐伯市指定文化財)
この井戸は藩井今泉元甫(げんぽ)が飲用水に苦しむ城下町の人々のために私財を投じて掘った。三つの井戸(今泉元甫の三義井(さんぎせい))、安井(あんせい)・唖泉(あせん)・甘泉(かんせん)の一つである。佐伯藩三泉の一。(現地案内板より)
佐伯市藩の城下町は元々は干潟だった為、飲料水に困っていたそうです。当時の藩医・今泉元甫が私財を投じて井戸を掘ったそうです。安井と唖泉と甘泉の三つの井戸は、「今泉元甫の三義井」と呼ばれています。これらの井戸は昭和初期まで、生活用水として使われていたそうです。