茶室 汲心亭
紹介文
所在地:大分県佐伯市城下西町3番13号
利用可能時間:9:00~17:00
城山(鶴屋城址)を背景に、正門は同藩の「薬医門」を復元したものです。
お茶を汲むということは、お客様に心を汲んで接待するということから「汲心亭」と命名されたそうです。
汲心亭の客室
お茶を汲むといことは、お客様に心を汲んで接待するということから命名されました。
日本の道百選の「歴史と文学の見寺・武家屋敷通り」の半途にあって、毛利氏の居城 鶴屋城址「城山」を背景に、正門は同藩の「薬医門」を復元、周囲の歴史的景観に調和した閑静な佇まいは散策の憩いの場としてどなたでも気軽に立ち寄られ、親しまれています。
本館の「更深軒」は、茶道の本元、大徳寺「福富雪底」館長より命名していただきまいsた。路入桃源深更深(路は桃源に入りて深くして更に深し)との意味です。
木造平屋建、屋根は銅板葺、客室は8畳(2室)6畳(1室)他、付帯設備からなり(定員30名)。
茶庭は、城山の借景を利用し修め景を施した枯山水。心おちつく空間となっています。(汲心亭のパンフレットより)
抹茶とお菓子のセット
庭を眺めながらゆっくりとお菓子とお茶を頂きました。
佐伯むすめ
汲心亭の抹茶セットのお菓子です。佐伯むすめは、甘さ控えめでいい塩梅のお菓子です。2年前の秋に汲心亭に伺った時もこのお饅頭が印象的でした。今回も変わらず同じお饅頭「佐伯むすめ」を頂けて嬉しかったです。
汲心亭のお抹茶セットのお菓子は佐伯むすめが定番だそうです。
佐伯むすめは、お菓子のうめだの自家製の餡を使ったお饅頭です。一口サイズの小ぶりで可愛いお饅頭です。上品な小豆の餡は、小豆の皮をとって練りこんでいて、なめらかで口当たりがとってもいいです。皮には味噌を練りこんでいますので、ほどよい塩味がアクセントになっています。
汲心亭の庭
城山を背景に、ホウキ目が美しい白砂と庭石。初夏にはヤマボウシの白い花がたくさん咲くそうです
草庵五味庵
汲心亭の庭の中にある茶室です。
五味庵(ごみあん)
人の心のあり方によって、お茶の味がさまざま(五味・五つの味「甘い・辛い・すっぱい・苦い・塩からい」に変化します。その五つの味を味わうことのできる場ということから「五味庵」と命名されました。
木造平屋建、屋根は茅葺き、銅板葺、外壁は土壁塗りの草庵が風格を醸し出しています。(汲心亭のパンフレットより)