満月寺 仁王像
満月寺境内にある、膝から下が土に埋もれた仁王像です。
満月寺
所在地:大分県臼杵市深田
満月寺(まんがつじ)は、臼杵石仏の縁起に欠かせない真名長者(まなのちょうじゃ)の発願により、三重町内山蓮寺を開いた蓮城法師(れんじょうほうし)によって創建されたという伝説があります。あくまでも伝説で正確なことは未だ判明していないそうです。
満月寺の仁王像 阿形
国宝臼杵石仏を造らせたと言われる真名長者の発願により、蓮城法師により創建されたといわれるお寺。ここにはなぜか膝から下が地面に埋まっている仁王像があります。
満月寺の仁王像 吽形
こちらの仁王像は、膝から下が地面に埋まっているのも不思議ですが、表情が独特でユーモラスで、かなりインパクトがあります。しかし全体的には力強い作風で、不思議な雰囲気を持っています。凝灰岩製で、鎌倉時代後期以降、室町時代前期頃までの間に設立されたと推定されているそうです。
仁王像の後ろ姿
石仏梵鐘
昭和63年に、平和祈願の為に造られました。
鐘楼の屋根瓦には、鶴が描かれています。
梵鐘には、臼杵石仏と刻まれています。
梵鐘には、古園石仏の仏頭も刻まれています。