龍原寺の三重塔
龍原寺の三重塔は、太子塔とも呼ばれ、聖徳太子を祀る塔です。九州に二つしかない江戸末期の木造三重塔のひとつです。
所在地:大分県臼杵市福良平清水134
嘉永元年(1848年)から10年の歳月をかけて、安政5年(1858年)竣工しました。
総高:21.8m 中には聖徳太子の像が安置されています。
大分県指定有形文化財 龍原寺三重塔
この塔は、臼杵が生んだ名匠高橋団内が、奈良や京都の古寺をめぐり、古い塔の長所をとり入れた理想的な三重塔の図面を引き、それを基に弟子の坂本荘右衛門が監督し、建物を完成させました。工事は、嘉永元年(1848年)から10年の歳月をかけて行われ、安政5年(1858年)に竣工しました。総高21.8メートルをはかる九州でも数少ない江戸時代の塔です。内部には、聖徳太子の像が安置されています。(現地案内板より)
三重塔の軒下で屋根を支える天邪鬼
四方の軒下にいるのは、悪いことをして懲らしめられた天邪鬼が「もうしません」という心で天井を支えているそうです。魔除けの意味があるそうです。
天邪鬼
口を開けて笑っている様に見えます。
両手でしっかり支えています。
こちらは歯を食いしばり必死に支えている様に見えます。
片手は膝に当て、片手で支えています。
両手両足で踏ん張って支えています。
少しユニークな表情の天邪鬼です。
太子塔
太子塔と表示書かれています。
瓦に菊の御紋が入っています。