島田神社
寛喜元年(1229年)3月創基の貴船神社を昭和29年2月に宗教法人島田神社とし、社名を変更しました。
所在地:大分県中津市島田本町837
御祭神:貴船三神
境内社:大頭神社・蛭子神社・伊勢神社・稲荷神社・道祖神社
寛喜元年(1229年)3月第86代後堀河天皇の世に征夷大将軍藤原頼経の許しにより、鶴ヶ岡八幡宮貴船三神の御分霊を現在地に一宇社を創建して氏神としたのが始まりと伝えられている。
創建当時の境内地は185坪であった(現在約800坪)当時は御神殿と神楽殿と楽屋で、その横に御神木の椨(たぶ)の木、その下に石造りの末社が5基鎮座されていた。
昭和29年2月に貴船神社を宗教法人島田神社と社名を改名した。
昭和49年12月、新神殿を御造営し島田神社本殿として、境内社の御祭神を合祀した。尚、旧神殿を正門横に移設し、稲荷大明神をお祀りしていたが、境内地整備事業により、稲荷社・社務所を新築、平成14年5月竣工。(島田神社御由緒より)
御神木の椨(たぶ)の木は、昔、飢饉(ききん)のときに、「たぶの木」の若葉をむしりとって蒸し、粉米などと混ぜて「たぶ餅」を作って飢えを凌いだそうです。また木の皮を剥いで齧り、飢えを凌いだと言われています。
たぶの木は人助けの木、飢饉対策の木として大切にされ「たぶの木は、仏心は無いけれど、裸になって人を助ける。」という言い伝えが残っています。