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小武寺仁王像

小武寺の山門前に立つ仁王像は、目に真鍮製の眼窩を入れている珍しい石造仁王像です。

小武寺仁王像1

所在地:大分県杵築市小武1592-1

小武寺仁王像2

小武寺仁王像

 仁王像は仏法守護のため山門の両側に立つ金剛力士像である。向かって右側が口を開いた阿形、左側が口を閉ざした吽形で陰陽をあらわす。ここに立つ仁王像は慈顔で親しみにあふれ、目には真鍮製の眼窩を入れているが、かつては黄金であったと伝えられている。このような入眼形式はこの地域では他になく珍しい。明和9年壬辰(1772年)熊野村(現:豊後高田市田染)の石工松本儀平治の作である。
材質:凝灰岩 像高:256cm 平成17年9月27日杵築市指定有形文化財指定(現地案内板より)

小武寺仁王像3

小武寺の仁王像は、明和9年壬辰(1772年)熊野村(現:豊後高田市田染)の石工・松本儀平治の作です。

小武寺仁王像4

仁王像阿形

阿形の右眼は真鍮の眼窩が外れていて、左目だけに真鍮の眼窩が入っています。

小武寺仁王像5

仁王像吽形

吽形は、両眼に真鍮の眼窩が嵌め込まれています。

小武寺仁王像6

仁王像後ろ姿

小武寺仁王像7


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