杵築城
三層の天守閣があるお城です。
所在地:大分県杵築市杵築16-1 営業時間:9:00~17:00 定休日なし
杵築(木付)城について
建長2年(1250年)、大友親秀の六男親重は豊後国速見郡武者所として八坂郷木付荘に封ぜられ地名の木付を氏とした竹ノ尾の高台に築城し竹ノ尾城にいった。
木付氏四代頼直のとき城を現在地の城山に移築、応永元年(1394年)9月竣工、木付城と名付けた。
木付城を別の名を台山城、臥牛城また、勝山城とも呼ばれるが、台山とは八坂川・高山川の合流地点に突出した台地に由来し、臥牛は台山の地形が牛の寝た姿に似ていることによる。勝山城のいわれは木付十六代鎮直の時代島津義弘軍の攻城を受けたが、天正15年(1587年)2月これを撃退勝利をおさめた武功にあやかるものである。
さて文禄2年(1593年)木付氏滅亡後、藩主の交代相つぎ、正保2年(1645年)松平英親が転封されてより明治に致るまで松平氏の治藩下に栄えた。
杵築の地名は正徳2年(1712年)8月徳川六代将軍家宣下賜の朱印状に木付の文字が杵築と書かれたことによる。(現地案内板より)