長安寺仁王像
長安寺の石段登り口の石像仁王像は、明治時代の神仏分離までは、六所権現に続く参道途中にあったと伝えられています。江戸時代後期の造立年を刻みながら力強い表情を見せ、今も迫力ある姿で立っています。
所在地:大分県豊後高田市加礼川621-2
旧収蔵庫の手前には狛犬がいます。旧収蔵庫の前には仁王像が立っています。旧収蔵庫の前の仁王像と向かい合うように、境内にももう一対の仁王像が立っています。
収蔵庫と仁王像
収蔵庫前の仁王像は、明治時代に神仏分離令が出される前までは、六所権現に続く参道途中にあったそうです。
長安寺石造仁王像阿形
像高:147cm、石材は田染石、江戸時代後期の作。右手は拳を握り、左手は金剛杵を持っています。
長安寺石造仁王像吽形
像高:147cm、石材は田染石、江戸時代後期の作。右手は方の前で手のひらを広げ、左手は腰のあたりで拳を握っています。江戸時代後期の作で、石材は田染石です。
仁王像阿形アップ
仁王像吽形アップ
指には関節、手のひらには手相が刻まれています。
四体向き合う仁王像
手水鉢と仁王像
本堂左側に立つ仁王像は、江戸時代中期の作と言われています。石材は安山岩です。
仁王像阿形
像高:158cm、石材:安岩山、江戸時代中期作。右手は腰に当て、左手には金剛杵を持っています。天衣が半分折れています。
石造仁王像吽形
像高:162cm、石材:安岩山、江戸時代中期作。右手は方の上で掌を開き、左手は腰に当てています。天衣が左上でくるりと輪を描いています。
仁王像阿形アップ
頬が高く、小鼻が広がっています。
仁王像吽形アップ
口はへの字に結び、頬が高く、小鼻が広がっています。
仁王像後姿
石造狛犬阿形
石造狛犬吽形
狛犬阿形アップ
可愛らしい表情です。
狛犬吽形アップ
なんともユーモラスな表情です。
奥の院へと続く階段