都甲八幡社
電話をかけているような阿形、聞き耳を立てているような吽形の仁王像が鳥居の前に立っています。
所在地:大分県豊後高田市築地940
都甲八幡社 石造仁王像
1768年製作、像高:阿形:194cm 吽形:189cm
田染の松本氏一門、儀平次による江戸時代中期の製作である。
石材は安山岩で、電話をかけているような阿形、聞き耳を立てているような吽形の配置がほほえましい。もともと築地・払田・松行・新城村の氏神である、ここ都甲八幡社に立っていたが明治時代の神仏分離により曹洞宗寺院、龍雲寺の境内入口に移された。
平成22年3月、廃寺となった龍雲寺から移転し、元の地、都甲八幡社に安置した。(現地案内板より)
都甲八幡社 石造仁王像
都甲八幡社 石造仁王像阿形
像高:194cm、右手は拳、左手には金剛杵を持っています。
都甲八幡社 石造仁王像吽形
像高:189cm、右手は耳に当て、左手は腰に当てています。
仁王像阿形アップ
口の中が赤く塗られています。
仁王像吽形アップ
仁王像阿形後姿
仁王像吽形後姿
指の関節も刻まれています。
石造台輪鳥居
石造狛犬阿形
玉にのっています。