昭和の町展示館(旧大分合同銀行社屋)
昭和時代を年表や展示品で見ることができます。
所在地:大分県豊後高田市中央通691
営業時間:10:00~15:00 定休日:月・木曜日・年末
昭和8年に旧大分合同銀行として建築、昭和28年に大分銀行高田支店、昭和36年に大分銀行高田支店は新支店へ移転、昭和37年高田信用組合本店が移転してくる。
平成14年9月大分県信用組合と高田信用組合が合併し、大分県信用組合高田中央支店と改称。平成16年11月に、大分県信用組合高田中央してんが新支店へ移転。平成20年4月に昭和の町展示館オープン、平成23年11月、昭和の町展示館リニューアル。
木造平屋一部2階建、瓦葺、建築面積153㎡ 市中心部の通り沿いに東面して建つ。正面8.5m、平入の土蔵造平屋建と、背面に接続する入母屋造、木造2階建からなる。正面は白漆喰仕上げで、腰石貼とする。伝統意匠を基調としつつ、出桁の持送りなどに洋風意匠を取り入れ、近代的な街路景観をつくる。
金庫
レジ
旧大分合同銀行高田支店の外観は、切妻造で平家建の前部と入母屋造で2階建の後部を接合して端然と軒が組みあう瓦葺の屋根のもと、正(東)面は漆喰塗の白壁に瓦葺の下屋を掛けて石貼の腰壁を配し、左右には正面と同様の様式で白壁に石貼の腰壁を配する瓦葺の卵建が並ぶなど、伝統的な和様建築でありながら、半円アーチの高窓や下屋のアーチ装飾、両開きのドアや石貼 のポーチなどに近代的な洋風意匠が凝らされる。
旧大分合同銀行高田支店は、昭和8年(1933年)9月18日に新築され、以来70年間に亘って銀行や信用組合の支店や本店として使用され続けてきました。
旧大分合同銀行高田支店の前身は明治21年(1888年)4月に設置された第二十三国立銀行高田出張所と大正初年に設置された豊後銀行高田代理店であり、大正9年・10年(1920年・1921年)6・11月にそれぞれ商号変更や合併などによって二十三銀行高田支店と大分銀行高田支店に改称された後、昭和2年(1927年)10月にこの2銀行が合併。二十三銀行高田支店の所在地であった現在地に支店を併合して、大分合同銀行高田支店が誕生しました。