天台宗 応暦寺
養老2年(718年)仁聞菩薩の開基とされています。本堂には榧の木の一本彫りで刻まれた平安時代の仏像である不動明王が祀られています。
所在地:大分県豊後高田市大岩屋401
天台宗 應暦寺
唐山は山郷を大岩屋山といい、国東六郷満山中山本寺十ヶ寺の一つである。
奈良朝時代養老2年(718年)宇佐八幡神権現と云われた仁聞菩薩の開基により、盛況時に末寺・末社等25を擁したと伝えられる。
本尊は千手観音菩薩を安置、もと不動堂より遷座した不動明王を併祀する。
平安・鎌倉を始め、各時代の仏像・文化財は今も多数残され往時を物語っている。
当山は古来より祈願祈祷の道場として、転禍為福、厄難消除、二世安楽、心願成就等の篤い信仰がとられている。また、境内外は石仏の宝庫として特殊な石造に接することができる。(現地案内板より)
本堂前の石畳は、曼荼羅をあらわしています。
曼荼羅
本堂入口の小さな梵鐘
梵鐘
願かけ地蔵
元治元年(1864年)当山住職中興第十七世住持順孝法印発願により造立。仏師法橋位、安藤源平国恒の秀作にして半島屈指の巨像である。
総高5.27m、昔から二世安楽願かけ、厄除成就の利益を享くると篤い信仰がとられている。(縁日:24日)(現地案内板より)
本堂
龍の欄間