大分県豊後高田市立 鬼会の里歴史資料館
修正鬼会の資料館です。国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来立像が展示されています。
所在地:大分県豊後高田市長岩屋
入館時間:4月~11月:9:00~15:00 12月~3月:9:30~16:00
(資料室・展示室は有料です)駐車場:無料駐車場有
鬼会の里歴史資料館は、鬼会の里の中にあります。昔はこの六郷山中山の筆頭が長岩屋山であり、その中央付近に長岩屋山天念寺がありました。(現在の天念寺とは異なります)その裏手の「おやま」の下に龍門岩屋と小両子岩屋がありました。
当時は、長岩屋地区の全ての住民が僧侶あるいは、関係者だったと言われています。長岩屋には現在も当時の屋敷名が地名として残り、12の坊が近世までその伝統を残していました。現在は、天念寺では毎年旧暦の1月7日に寺の法会「修正鬼会」が六郷満山の僧侶と地区民の手によって行われています。
修正鬼会は長岩屋の祭りとして親しまれながら悠久の歴史を今に伝えています。鬼会の里歴史資料館には、国重要文化財指定 阿弥陀如来立像が収蔵されています。また、「鬼が舞う 炎が舞う」『修正鬼会』体感シアターもあります。修正鬼会に因んだ鬼のお面なども展示され、修正鬼会についての映像もみることができます。修正鬼会は、国重要無形民俗文化財に指定されています。
上の写真の奥の棟が阿弥陀如来立像の安置所と修正鬼会の資料室です。手前に食堂とふれあい市場、和室(地域文化伝承交流室)があります。鬼会の里の裏手がお山です。そこに架かるのが無明橋です。
修正鬼会面
修正鬼会面
修正鬼会面(しゅじょうおにえめん)
鬼会の里で展示販売されていた修正鬼会面です。
数年前に豊後高田を夫婦で旅した時に、修正鬼会の土鈴に色付けをする体験に参加したことがあります。とっても楽しい思い出のひとつです。主人が青、私が赤の修正鬼会の土鈴に色付けをしました。今も我家の玄関で魔除け・厄除けとして頑張ってくれています。