臨済宗大徳寺派 吉祥山 施恩禅寺
入口には仁王像が立ち、山門の前には仏像が立っています。
所在地:大分県豊後高田市上香々地1327
施恩禅寺仁王像
元文2年(1737年)の作 材質:花崗岩
総高:阿形122cm・吽形121cm 香々地町指定文化財
市指定 施恩寺仁王像 元文2年(1737年) 総高:阿形122cm 吽形121cm
この仁王像は珍しく花崗岩でできています。別宮八幡社に奉献されていたものであるが、神仏分離令が出た際、願主の能丸家に返され、改めて檀那寺の当寺に奉納されました。花崗岩はこの地には産しない。どこか他所で造られ船で香々地に運ばれたと伝えられています。
寺内には観音堂、墓地の無縫塔、十王造、彌陀三尊の梵字仏石、経王塔、地蔵像など長い歴史を語る文化財が多数あります。陽春4月の頃はつつじの花が門前から前庭裏山にかけて咲きほこります。 豊後高田市教育委員会 (現地案内板より)