實相院

天台宗　夷山　實相院

實相院は、霊仙寺の隣にあります。元々は霊仙寺の講堂もしくは坊の一つであったと言われています。現在は独立した寺で、九州三十六不動尊巡礼の第5番札所でもあり、国東六郷満山霊場第21番札所でもあります。

實相院1

所在地：大分県豊後高田市夷1029

實相院2

實相院の本尊は不動明王で、他に聖観音像、薬師如来像などがあります。

實相院3

鐘楼の近くには約4mの国東塔（市指定文化財）があります。鎌倉時代末期から南北朝時代の作と伝えられています。国東塔の横には頬被りをした「耳地蔵」と呼ばれるお地蔵さんがいらっしゃいます。耳の病気をはじめ、病気平癒を願って多くの参拝者が訪れるそうです。

實相院4

鐘楼と耳地蔵と国東塔

實相院5

梵鐘

實相院6

實相院7

實相院の目の前は田んぼが広がる長閑な場所です。道路際には大根を干していました。