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富貴寺大堂に銀杏が降る

富貴寺大堂に、黄色に紅葉した銀杏の葉がはらはらと降りしきっていました。まるで黄色い雨が降っている様でした。

富貴寺大堂1

黄色い雨のように降り注ぐ銀杏の葉と富貴寺

富貴寺大堂は、日本三大阿弥陀堂のひとつと言われています。ちなみに、日本三大阿弥陀堂は、平等院鳳凰堂、中尊寺金色堂、富貴寺大堂です。
富貴寺の大堂内には、重要文化財の阿弥陀如来座像が鎮座されています。切れ長の伏し目に小さな口元が上品で、穏やかな表情、ふくよかな面持ちです。衣は滑らかな曲線で、優美な御姿です。

富貴寺大堂2

降っても降ってもまだ降り止まぬ銀杏の葉。強い風が吹き、約5分間位銀杏の葉が降り続けました。国宝富貴寺の大堂に銀杏が降り注いでいました。雪のようにハラハラと黄色に紅葉した銀杏が降ってきます。あまりにもの美しさに感動しました。

富貴寺大堂3

富貴寺大堂の前には銀杏の葉の黄色い絨毯がびっしりと敷き詰められました。富貴寺は数回訪れていますが、いつ伺っても四季折々の美しさがあり、仏様を近くに感じるような静寂があります。お天気がいい日は、大堂の扉が開き一面に華文様や仏画が描かれた大堂内を観ることができます。

富貴寺大堂4

富貴寺大堂の屋根は、大棟のないピラミッド状の屋根で、上方がすぼまり、下方が開いた特殊な形の瓦を次々に差し込んでいくという「行基葺き」という珍しい手法で葺かれています。

富貴寺大堂5

富貴寺大堂6

富貴寺大堂7

富貴寺大堂8

富貴寺大堂9

富貴寺大堂に銀杏の葉が降り注ぐ、はらはらとハラハラと。どんどん、どんどん銀杏の葉が降ってきて、大堂の前の黄色い絨毯はふかふかに。銀杏の枝は丸裸、地面はふかふかの銀杏の葉に覆われました。

富貴寺大堂10


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