的山荘
的山荘は、日出藩日出城三ノ丸跡に、大正4年、馬上金山の経営者であった成清博愛翁の別邸として建てられたものです。
所在地:大分県速見郡日出町2663
的山荘は、1915年(大正4年)1月に成清博愛の別邸として完成しました。その後、1964年(昭和39年)に、博愛の孫の信輔が料亭として開業し、城下カレイの名店として全国に知られました。その後、老朽化等により個人での維持管理が困難となり、2010年(平成22年)3月に日出町が施設を購入し、2011年(平成23年)3月に成清家による料亭としての営業は終了しました。2011年(平成23年)5月11日に日出町して管理施設として日本料理専門店に改装オープンしました。
的山荘附日本庭園
的山荘(てきざんそう)は、大正4年当時馬上金山(山香町)を経営していた成清博愛(なりきよひろえ)翁が別荘として建てられて以来、保存管理されてきた豪華な建物と庭園である。
敷地面積:約3670坪、建坪面積:約247坪、玄関の式台や、床、棚、書院などの座敷飾りのほか、各部屋を仕切る欄間彫刻、また別府湾や高崎山を借景とした庭園など、江戸時代以来の伝統的建築手法を継承している。近代和風建築を代表する貴重なものである。
現在は、城下かれいの料亭として、全国に名が知られている。(現地案内板より)
門
江戸様式の切妻造で、桟瓦葺の腕木門です。