海地獄
海地獄は、千二百年前の鶴見岳の爆発により出来たといわれています。98度もあるのに、爽やかなコバルトブルーの海地獄 泉質は酸性で、ラジラム硫酸鉄を有しています。
所在地:大分県別府市大字鉄輪559番地の1
竹籠の中には卵が入っています。あっというまに、地獄茹で卵が出来上がります。
あちこちから水蒸気とお湯がすごい勢いで噴出しています。
海地獄の中の石に注連縄がかかっていますが、どのようにしてかけたのでしょうか。
地獄茹で卵
海地獄の足湯
海地獄の温泉を利用した足湯ですが、色はコバルトブルーではなく、グレーに白濁しています。足湯におおきなざぼんがぷかぷか浮いていました。ざぼんを浮かべるといい香りが漂います。 温泉とざぼんの効果でちょっと足をつけているとすぐにぽかぽかしてきて、しばらく暖かいです。
海地獄の池には、日本一大きいと言われています大鬼蓮(おおおにばす)があります。 葉っぱは円形で、棘があります。大きい物ですと直径2メートル以上になるそうです。 5月上旬~11月上旬の期間は、淡紅色の綺麗な大鬼バスの花が咲きます。花も大きく直径が40センチ位になります。 お盆の間はこの日本一の大鬼バスに乗ることができます。 但し、小学校低学年以下でかつ体重23kgの方までです。 スイレンとハスの違いがいまいちわからないのですが、近くの植物園の方が「レンコンができるのがハスで、できないのがスイレン」と教えてくれました。 でも池の中をのぞくわけにもいかないので困っていたのですが、海地獄の温室にいらしゃった方が「花が水面から高く咲くのがハスで、水面近くに浮かぶように咲くのがスイレン」と教えてくださいました。 しかし、やっぱりアホな私にはなかなか見分けがつきません(~_~;)
池の中には蓮の葉などが浮かんでいますが、その蓮の葉の上に、受け皿に入った鬼の人形があります。 この鬼がいる受け皿に、お願いをしながら硬貨(コイン)を投げ込みます。 上手に受け皿に入ると願いが叶うといわれていますが、意外と難しいです。
この花はすごく甘くていい香りがしました。
海地獄には、天皇皇后両陛下もお見えになったそうです。