一心寺不動尊
大分県下では最大級の八重桜の名所として親しまれているお寺です。また、20メートルの不動明王や、17メートルの薬師観音が建立されています。
所在地:大分県大分市廻栖野1305
由緒書(現地案内板より)
霊山一心寺は、初代住職安部一僧正が報恩感謝の一年から余生を人助けに捧げんとして昭和38年4月この塚野の地を選んで建立されました。以来今日まで安部僧正は山を開きひとつひとつの石を積み上げ道を造り、幾多の障害や労苦にも絶えて三十有余年を経て漸く不動尊を祀るにふさわしい聖域がほぼ完成を見るに至りました。
人助けにも専念せられ時を嫌わず尋ね来る人の病を治し、又苦を抜き楽を与え災いを福に変えるその姿は不動尊そのものの如く救われた人の数は計り知れず、本当に筆舌に盡しがたいものがありました。
その間造設されました本堂十三仏殿念仏堂の仏様を拝する時此の世の阿弥陀洛浄土を感ぜずにはいられません。こうした大偉業を成し遂げられた先生の遺徳を偲び後世に伝えたく私達の心中深く留め置きたく信者一同より建立致しました。
薬師観音
よこいち橋
涅槃像
六地蔵
六地蔵は人間が死後、生前の善悪により行き廻る、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六つの苦界(六道)で、修衆生の苦しみを救う地蔵菩薩です。
その名を壇陀地蔵、宝珠地蔵、法印地蔵、持地地蔵、除蓋障地蔵、日光地蔵と呼ばれております。(現地案内板より)
八重桜の下に佇む六地蔵
一心寺名物手作り桜もち
手作りの桜餅で、絶妙な甘さの餡がマッチしていて、とっても美味しかったです。
桜祭り期間中に限り、一心食堂で販売しています。食堂で手作りして販売しておりますので、当日分が売り切れ次第販売終了となりますのでご了承ください。お土産にどうぞその日のうちにお召し上がりください。(現地案内板より)
桜とチューリップ
2万坪の広大な敷地に、沢山の八重桜が咲きます。
緑のもみじ
苔むした仏像
不動明王
20メートルの不動明王
不動明王は悪魔を降し、衆生を守る仏様です。観音様や地蔵様に比べると怒りの表情をされ少々特別な印象を受けられる方も多いと思われます。これは「忿怒の相」と呼ばれ、厳しく我が子を叱るその内面は、子を想う父親の慈しみに溢れている事を表しています。また、人間に対する全ての障害を打ち砕き、無理やりに力づくでも導き救済するという役目を持っておられます。
右手に持っている利剣は迷いや邪悪な心を断ち切ることを現しており、左手の綱は悪い心を縛り善心をおこさせることを現します。不動尊のご誓願は広大無辺であり、念ずる人の願いによって、どんなご利益でも頂けます。又、人の死後は必ず最初(初七日)は不動明王の導きを受けることは有名です。(現地案内板より)
仁王像阿形
仁王像運型