府内城址
府内城は別名、大分城、荷揚城、城雉城(はくちじょう)とも呼ばれています。大分市街の中心部に位置する梯郭式平城です。3棟の二重櫓と大手門、土塀、廊下橋が復元されています。
所在地:大分県大分市荷揚町
かつて府内城は、北方は海に面し、東方は大分川河口に面していました。。
人質櫓
現在の人質櫓は、1861年(文久元年)に再建されたものです。
大手門
現在の大手門は、1965年(昭和40年)に復原建築されたものです。府内城の玄関口であるため、大手門と呼ばれていますが、正確には「多門櫓」です。
慶長の石垣
慶長の石垣は、築上当時の石垣です。廊下橋復元に伴う発掘調査によって確認されました。
廊下橋
現在の廊下橋は、平成7年に復元されたものです。廊下橋は、かつて茶の湯や能、月見など諸芸能が営まれた山里丸と西の丸を結ぶ渡り廊下でした。