天岩戸神社 徴古館
徴古館の中には、勾玉、土器、石斧、石鏃、石の刀、古い道具、菊花石、日露戦争の砲弾、樹齢1300年のケヤキの古木などが展示されています。
徴古館
所在地:宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸1073-1
天岩戸神社西本宮の鳥居をくぐって、すぐ左手にあります。手力男命の像のすぐ近くです。
徴古館
天の岩戸記念館高千穂郷一帯(西彼杵郡)から発見された古代の遺物約二千点余を時代別に配列した考古学上の貴重な資料が陳列してあります。古代の高千穂の姿を偲ぶためにも社会科の学習のためにも是非御観覧下さい。
展示内容:曲玉類、石器、土器、古文書、菊花石、孔雀石、その他(現地案内板より)
さざれ石
さざれ石
国歌「君が代」によまれているさざれ石
岐阜県揖斐郡春日村の山中にあったこの石は学名を石灰質角礫岩と言う石灰石が雨水に溶解し其石灰分を含んだ水が時には粘着力の強い乳状体となって地下に小石を集結して次第に大きくなる。やがてそれが地上に出て国歌によまれている如く千代八千代代年をへて、さざれ石が巌となり苔のむすと言う景観 実に目出度い石である。
奉納者:平成14年3月 岐阜県揖保郡大野町里野 多賀正臣・松枝・百代(現地案内板より)
明治天皇御製 石碑
神職の方が案内中
オガタマノキ
オガタマノキ
天岩戸神社の西本宮の社殿の前オガタマノキ(招霊木)の大木があります。このオガタマノキが西本宮の御神木です。オガタマノキはその実の形が神楽鈴の原型と言われています。ちなみに東本宮の御神木は、スギです。
招霊木
高千穂町の町木でもあります。オガタマノキは、天照大神が岩戸隠れをした際、天鈿女命が手に持って踊ったと伝えられています。神霊を招くことから「招霊木」とされていて、神楽で使われる鈴はおがたまの実が起源という説もあります。
芭蕉句碑
芭蕉句碑
「梅が香にのつと 日乃出る山路かな」はせを
俳聖松尾芭蕉の句集「炭俵」の中の、なじみ深い句で、まさに、高千穂地方早春の光景そのものです。
建立されたのは、安政2年(1855年)8月で、揮毫は、延岡に寄留した江戸の俳人・得々庵魚竹です。当時、大勢の門徒たちが、この神苑で句会を催したのを記念して建てたものです。左手に、今は風化した三十六句の門徒たちの副碑「幽香碑」が、その面影を残しています。(現地案内板より)
「梅が香にのつと 日乃出る山路かな」はせを
幽香碑
三十六句の門徒たちの副碑「幽香碑」