豫章館
豫章館(よしょうかん)は、飫肥藩主・伊東家の屋敷です。
豫章館の門
所在地:宮崎県日南市飫肥9丁目1-1
飫肥城大手門のすぐ手前にあります。
開館時間:9:30~16:30
入館料は飫肥通行手形を利用できます。
駐車場は飫肥城観光駐車場を利用すると便利です。
豫章館の玄関
豫章館は明治2年(1869年)に造られた藩主伊東家の屋敷です。広い敷地内には、母屋、御数寄屋、雑舎、蔵などを配し、入口には薬医門を構えています。飫肥城下では最も格式があるといわれている武家屋敷です。敷地内には愛宕山を借景とする枯山水式庭園があります。
玄関
明治2年(1869年)に、旧飫肥藩主・伊藤祐帰が、飫肥城からこの屋敷に移り住みました。豫章館という名前は、当時の飫肥藩主・伊藤祐帰が、屋敷内にあった樹齢数百年の大楠にちなんで付けたといわれています。
欄間
涼しげな欄間、なんだかとっても清々しい気持ちになる建物です。
雨戸
建物の角で雨戸が回転するように造られています。古い建物には様々な工夫が施されています。すっきりとした粋な美しさがあります。
雨戸の止め具
雨戸は、この角で回転します。
廻り縁
L字型の廊下は、幅108センチ、長さ17.3メートル+7メートルあります。廊下板は、13.5センチに揃えた杉の柾目でできています。