佐多民子庭園 巨石奇岩を積み重ねて深山幽谷の景をうつしだした、大刈込式蓮菜石組枯山水庭園です。 所在地:鹿児島県南九州市知覧 作庭年代:江戸時代中期寛保~宝暦年間(1741年~1763年) 様式:大刈込式蓮菜石組枯山水 佐多民子邸の門 知覧独特の門松と注連縄が飾られていました。 巨石奇岩を積み重ねて深山幽谷の景を映し出し、小舟に乗って石橋の下を潜っていくと、仙人が岩の上から手招きしているような庭です。麓川の上流から運んだ庭石は、凝灰岩質のもので、巨岩のため石目に沿って割り、牛馬で運びやすくしたものです。様々なところに、先人の知恵が垣間見えます。 佐多俊夫邸 南九州一覧 鹿児島 宮崎 沖縄