平山亮一庭園 知覧武家屋敷
所在地:鹿児島県南九州市知覧
作庭年代:江戸時代中期 天明元年(1781年)
面積:277平方メートル
様式:大刈込式蓮菜石組枯山水
平山亮一の門
門には、年末からお正月にかけて、独特の注連縄が飾れています。書院は嘉永年間(1848~54年)に再興されたそうです。
イヌマキによる延々たる遠山は、その中に三つの高い峯を見せ、前面にはサツキの大刈り込みが築山のようです。母ヶ岳を庭園に取り入れて極端に簡素化された借景園です。端正な美しい名園は、サツキの花の咲く春には、彩りを増し、華やかさになります。
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