西郷恵一郎庭園
鶴亀の庭園とも呼ばれています、大刈込式蓮菜石組枯山水庭園です。
所在地:鹿児島県南九州市知覧町
作庭年代:江戸時代後期文化文政年間(1804年~1829年)
庭園面積:208平方メートル
様式:大刈込式蓮菜石組枯山水
西郷恵一郎邸の門
西郷恵一郎郎邸は、知覧郷地頭仮屋跡に隣接しています。門には、知覧独特の注連縄が飾られていました。
鶴亀の庭園とも呼ばれています。庭園の中に高い石組があり、それが鶴を表わし、低い石が亀を表わし、亀は大海にそそぐ谷川の水辺に遊ぶが如く配されています。高低の石とさつきの組み合わせは絶妙です。
庭の南東部の隅には枯滝の石組があり、高い峯を表しています。イヌマキの生け垣は、山の稜線のように刈り込まれ、遠くの連山を表現しています。
亀石
生垣
イヌマキの生垣は、山の稜線のように刈り込まれ、遠くの連山を表現しています。
鎧兜
鎧兜
西郷恵一郎郎邸には、鎧兜が飾られていました。