嘉例川駅
紹介文
JR九州 薩摩線 嘉例川駅 嘉例川駅 (かれいがわえき) 所在地:鹿児島県霧島市隼人町嘉例川2176番地 鹿児島県内で最も古い木造の駅舎です。 明治36年(1903年)に開業し100余年の歳月を刻んできました。 今は無人駅です。 標高:167.317メートル 嘉例川駅は、平成18年(2006年)に、国の登録有形文化財に登録されました。 木造の駅舎がとっても味わい深いですね。 しかし、駅の改札のところで若い女性が「だっちゅうの」って感じで、お尻を突き出して20分位ずっと動かなかったので、仕方なくそのまま撮影しました。 どこのどなたか存じませんが、だっちゅうのお姉さんが、シルエットで登場しています。 何故、あんなポーズで、20分以上改札に立っていたのでしょうね?意味不明です。
嘉例川駅は、鹿児島県霧島市の山間の集落にあります。 築100年を超える木造駅舎は、 切り妻造りの平屋に下見板張りの小さな駅舎です。 背後にはこんもりとした森があり、自然豊な所です。 平成18年3月2日に国登録有形文化財に登録されました。 所在地:霧島市隼人町嘉例川2176 現存する鹿児島県内の駅舎としては、最古の駅舎だそうです。 国登録有形文化財記念碑 「嘉例川駅舎」 (現地碑文より) 嘉例川駅舎 記念碑について この記念碑は、百年の木造の駅舎にちなんで霧島の百年の杉材を用いて造られています。 三枚の板は、霧島連峰の代表的な山である韓国岳、高千穂岳、新燃岳を現しており、 また、板の三つの窪みは霧島の代表的な池である大浪池、六観音池、不動池を表しています。
JR九州 嘉例川駅の待合室 嘉例川駅は、霧島山系の山間にある無人駅です。 待合室の柱時計が嘉例川駅よりは随分若い柱時計のようです。 この歴史ある駅舎は、鉄道ファンの間でも大変人気がある駅です。 私たちが訪れたときも、わざわざ関東や関西からみえた方々がいらっしゃいました。 昔ながらの木製の長椅子が設置されていました。 木製の長椅子は、座るところがゆる~くカーブしていました。 もともとのなのか?長年使っているうちにカーブしてきたのでしょうか? 物って大切に使うと長持ちするんですよね。 嘉例川駅の待合室は、天井が高く、昔のストーブの煙突の穴様なものもありました。 待合室のシャンデリアは、裸電球4つのシャンデリアです。シンプルイズベスト!ですね。
嘉例川駅開業百年記念碑 駅内にも「明治36年1月15日開業 木造の駅舎嘉例川駅 百六歳になりました。 全国からお訪ねの皆さん、お世話になります。旅の無事をお祈りします。」 と筆文字の張り紙がありました。 平成15年(2003年)1月15日に、開業百周年記念事業が行われたそうです。 明治36年(1903年)1月に開業してから、 百年以上の年月が経ったわけですが、 鉄道ファンには今も大変人気がある駅のひとつです。 有名な駅弁「百年の旅物語 かれい川」(残念ながらお弁当の写真はありません。ごめんなさい。) 駅弁は、土日祝日に御膳10時30分頃から販売しているそうです。 「『はやとの風』にご乗車のお客様は2日前までにJR九州の各窓口にてご予約を頂けます。(月曜日を除く)」と書かれた張り紙がありました。 郷土料理のがねなどが入っている大変人気がある駅弁です。
嘉例川駅ホームにて 百年以上の間、雨の日も晴れの日も曇りの日も 嵐の日も、雪の日も、台風の日もあり、 この駅でたくさんの方が乗り降りし、訪れ、 様々なドラマがあったのでしょうね。 なんと年季が入ったベンチでしょう。 まるで流木の様になっています。 どれだけ多くの方々が此処に腰掛けたのでしょうね。 歴史を感じるベンチでした。 嘉例川駅の次は中福良駅 嘉例川駅の手前は霧島温泉駅 JR肥薩線(えびの高原線) 八代 - 段 - 坂本 - 葉木 - 鎌瀬 - 瀬戸石 - 海路 - 吉尾 - 白石 - 球泉洞 - 一勝地 - 那良口 - 渡 - 西人吉 - 人吉 - 大畑 - 矢岳 - 真幸 - 吉松 - 栗野 - 大隅横川 - 植村 -霧島温泉 - 嘉例川 - 中福良 - 表木山 - 日当山 - 隼人
嘉例川駅待合室にて 待合室の漆喰の壁には、懐かしいポスターが貼っていました。 平成2年(1990年)に、嘉例川駅で撮影されたそうです。 竹下景子さんと桃井かおりさんのポスター 嘉例川駅では、CMやドラマ、映画などの撮影も度々行われたそうです。 「旅はおんなのエイエイオー!!」って・・・。 「旅はみんなのエイエイオー!!」かもね? 待合室には、俳句・短歌投稿箱が設置されていました。 旅先でいい句がふと浮かぶといいのですが・・・ 百年を超える木造の駅舎を堪能していたら、あっというまに夕方になってしまいました。 夕暮れの嘉例川駅も哀愁があっていいですね。