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霧島観光ホテル

霧島唯一の展望温泉があるホテルです。ホテル内に薩摩焼酎セラーがあります。

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所在地:鹿児島県霧島市牧園町高千穂3885
霧島唯一の展望温泉があるホテルです。ホテル内に薩摩焼酎セラーがあります。
展望大浴場が中央館4Fにあり、パノラマ大浴場が南館1Fにあり、露天風呂も南館1Fにあります。他にも貸切露天風呂や足湯などもあります。

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霧島観光ホテル

霧島観光ホテルの源泉の歴史は古く、今から約300年前に遡ります。時の薩摩藩主 島津吉貴公の寄進によって正徳5年(1715年)より始まった霧島神宮再建工事の折に発見され、開発されたのが始まりとされております。その泉質の良さから「日本一の名湯」と折紙が付けられ、以来代々の藩主が愛用し「薩摩の殿湯」と呼ばれました。この当時使われたと伝えられる、岩をくり抜いた野趣溢れる浴槽が、パノラマ大浴場の男湯に残っております。

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ロビーで受付をしている時、窓からうさぎさんがちらりと見えました。「あっ、うさぎさん!」と言って、思わず外へそっと出てみました。近づいて吃驚してはいけないから、ちょっと離れた所からそっと見ました。ふわふわで可愛い。ホテルの外は小雪が舞っていましたが、可愛いうさぎさんに会えました。寒さのためでしょう、くるっと丸くなって、毛が逆立っていました。

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うさぎ物語

ある秋の月の夜、ホテルの中庭にぽんとうさちゃんあらわれた。中庭でのっびりの~びのび~、幸せそうに草を食べていました。名前をはっぴぃぽん太と名付けました。今ではホテルのマスコットです。ぽんちゃんをみかけたら追いかけたりおどかしたり絶対にしないでね。ずーっとお友達でいたいから…。(現地案内板より)

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玄関から入ってすぐの白いピアノが印象的でした。

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霧島観光ホテルの薩摩焼酎セラーは、霧島観光ホテルの中央館地下1階にあります。
営業時間:7:00~10:00・16:00~22:00
児島県内104の蔵元の170種以上の薩摩焼酎をワンショット販売しています。また、焼酎(ボトル・一升瓶)の販売もしています。セラー内にはバーカウンターやテーブル席もあります。ワンショットの価格は銘柄によって¥400~¥2,000です。全ての焼酎をワンショットで楽しむことができます。お好みの焼酎を黒じょか(焼酎のお燗器)一杯とちょっぴりおつまみ付がついています。

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100円で、3種類まで1口ずつ試飲できるコーナーもあります。お土産用の焼酎を決めるのにも自分で飲んで味を確かめることができるからいいですね。好きな焼酎があったら、夕食時にオーダーすることもできます。隣接していますティーラウンジ「シャルマン」のカウンターやテーブル席も利用できます。湯上りに、おしゃれな雰囲気のカウンターで、美味しい焼酎を一杯っていうのもいいですね。

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薩摩狂句

霧島観光ホテルの廊下に、薩摩狂句が展示されていました。薩摩狂句とは、狂句の一種です。鹿児島県(特に西部)で創作され、鹿児島弁を用いて作られます。5-7-5縛りで、字余りは許されません。句全体に鹿児島弁の特徴を用いています。動詞で終わる場合は最後が「っ」になる。「来る」は「来(く)っ」、「回る」は「回(まわ)っ」 などの決まりごとがあります。
展示されていた作品を何点か紹介します。なかなかの力作揃いでした。
「貝細工が 嫁ん喉頚び 可愛ぞ 輝っ」(けざいくが よめんのどくび むぞひかっ)
「石橋す叩つ 過ぎやたや 運がにげっ」(いしばしす たたっすぎたや ふがにげっ)
「誉め殺し 横杵者が黙い 郷中ん集会」(ほめころし よんごがだまい ざしゅよい)
日常の出来事や思いをユーモアを交えて句にするところがいいですね。そして、独特の薩摩弁(鹿児島弁)が印象的です。

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霧島観光ホテルの温泉

源泉名:九州館1号
泉質:単純温泉(低張性・中性・高温泉)
泉温:源泉92.3℃・pH:源泉7.2
やや乳白色がかった、成分の結晶や沈殿が豊富な良質なお湯です。
適応症:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労困憊・健康増進
展望大浴場(中央館4階)、パノラマ大浴場(南館1階)、露天風呂、貸切露天風呂があります。
展望風呂は、大きく採られた窓から、霧島の広大で豊かな自然を眺めることができます。天気の良い日には遠く錦江湾(鹿児島湾)や噴煙たなびく桜島を眺める事ができます。朝と夕暮れ時が特に素敵です。とっても気持ちよかったです。他のお客様がいらっしゃっいましたので、残念ながらお風呂の写真は撮ることができませんでした。

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足湯

霧島観光ホテルには、桜島が望める足湯とロマンティックペア足湯と薩摩焼酎が楽しめる足湯の3つの足湯があります。22:00までゆっくりと利用することができます。

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霧島の自然の恵みの天然温泉の足湯。
お湯は温度調整の加水のみの源泉かけ流しです。やや乳白色がかり、成分の結晶や沈殿が豊富な良質なお湯です。温泉に余り長時間浸かっているとのぼせて(湯あたりして)しまいますので、温泉に浸かる時間は限られてきます。しかし、足湯ですとけっこう長時間足をつけていることができます。ドリンクを飲みながら、夜空を見上げ、足湯に浸かって、のんびりと夜を過ごすのもいいですね。のんびり足湯に浸かっていたら、足の裏がすっべすべになりました。

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足湯は、全身の血行を良くし、体内の老廃物代謝を高める効果があるそうです。また、発汗作用により体内の不純物も排泄されるそうです。足湯は半身浴と同じ程度の効果があるそうです。体力がない方、体が弱っていて入浴をすると疲労や衰弱を招く方などには、足湯は体力を消耗しないので特にお勧めです。また、足湯を行う事によって、自律神経も安定され、心身を体の芯からリラックスする事が出来るそうです。足湯ってなかなか優れものです。

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友愛の石庭

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朝起きたら、外はすっかり雪景色。足湯にどなたかが忘れたタオルがパリンパリンに凍っていました。流石にこの状態では足湯は利用できません。中庭もすっかり雪景色でした。うさちゃんも寒かったでしょうね。ホテルを出発する時は、係の方がやかんにお湯を入れて持ってきてくださり、車のフロントガラスにかけてくださいました。こういう気配りが嬉しいです。

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旅行中に教えて頂いた鹿児島弁を少しだけ紹介します。
あいがとさげもす(ありがとうございます)
あがいやったもんせ(お召し上がり下さい)
へ(桜島の火山灰)
ほけ(湯気)
ぼっけもん(向う見ずな人、豪胆な人)
みなもろたぎーなにたーしやっかもよ(みんなもらった時は喜ぶかもよ)
わっせ(すごく)
わっぜか(ものすごく)
よくろんぼ(酔っ払い)
鹿児島弁って、初めて聞いた時は外国語かと思いました。独特のイントネーションと独特の単語が豊富で、意味がわかるまで何のことやらちんぷんかんぷんでした。

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鹿児島は温泉が多い土地で知られています。眺めがいい露天風呂のあるお宿でゆっくり過ごすのはもちろん、各地にある個性的な温泉地めぐりを楽しむのもおすすめです。霧島温泉(霧島町)は、複合火山帯の霧島山系は九州有数の温泉地です。幕末に坂本竜馬が日本で初めて新婚旅行をした地として知られています。大小8つの温泉に23件の宿が点在し、泉質はそれぞれ違い、四季折々の自然が楽しめます。

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古湯温泉(鹿児島市)は、桜島の山麓に湧き出る故郷温泉では白いユカタを着て入る「海辺の龍神露天風呂」が有名です。露天風呂には神様が祀られて聖域になっているため浴衣を着用します。
山川温泉(山川町)は、誰もが驚く絶景露天風呂があります。海に向かって造られた広い湯船からは、開聞岳や大隅半島、東シナ海の180度の大パノラマが広がる最高のロケーションを楽しめます。
指宿温泉(指宿市)は、日本で類のない天然砂むし温泉地です。指宿市内中心部にある温泉街は、自家砂場を持つ宿や、海を望む爽快な露天風呂の宿などがあり、バラエティ豊かな風呂を楽しめます。
妙見温泉(隼人市)は、新川警告と呼ばれる景勝の地に広がります。妙見温泉は、長期滞在や当時客に人気です。他にも飲泉場、虹のつり橋、熊襲の穴、えのき公園、足湯など見所満載です。
九州新幹線の開通によって、鹿児島がぐ~んと近くに感じるようになりました。もっともっと鹿児島に行きたいです。



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