望嶽楼・亀石
望嶽楼(ぼうがくろう)
所在地:鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
仙巌園の磯御殿の前の庭にあります。
望嶽楼は、19代島津光久の時代に琉球王国から贈られたと伝えられる建物です。藩主が琉球使節と面接する際に使用されたといわれています。異国情緒に富むこの建物の最も特徴ある部分は床で、中国清朝初期に阿房宮の床瓦を模造したと伝えられる「せん」が二百七十三枚敷き詰めてあります。また望嶽楼の額は中国東晋時代の書道家王義之の書を彫ったとされています。(現地案内板より)
亀石
亀石は、仙巌園の磯御殿と望嶽楼の間にあります。
亀石は、亀のようにみえる石だから亀石です。それにしても大きな石です。
亀石のそばの大きな木は、ヤクタネゴヨウです。亀石もヤクタネゴヨウもずっとこの場所で歴史を見守ってきたのですね。鶴灯籠に亀石、縁起がいいものが揃っています。