磯御殿の牡丹
磯御殿の縁側や池にもたくさん牡丹が咲いていました。
仙巌園にて
お正月に訪れた際、ちょうど牡丹が満開でした。磯御殿の縁側や池にもたくさんの冬牡丹が咲いていました。通常は春に咲く牡丹を、温度調整によって冬に咲かせるのが「冬牡丹」です。
わら囲い
寒さや雪から守るために藁を束ねて作られた、「わら囲い(わらぼっち)」も冬に咲く牡丹ならではの風景です。池の周りにもわらぼっちを被った牡丹がたくさんあり、すごく愛らしい感じがしました。
わらぼっちと牡丹
牡丹は島津家とゆかりのある花で、丸十紋と同じ島津家の家紋『牡丹紋』として、篤姫が用いた駕籠(スミソニアン博物館所蔵)などにも施されています。(『牡丹紋』は、初代島津忠久が1221年に近衛家から賜ったといわれています。)
池と牡丹
新日月
牡丹の花言葉は、高貴、富貴、壮麗、恥じらい、誠実などです。牡丹はとっても華やかな花です。磯御殿にぴったりマッチしていました。