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仙巌園 磯御殿

仙巌園の中心に磯御殿があります。

磯御殿1

所在地:鹿児島県鹿児島市吉野9700-1 仙巌園内
明治17年(1884年)に大規模な改築が行われ、明治21年から10年間あまり、29代島津忠義が本邸として使用していました。現在は、島津忠義が使用していた部屋や、後の30代島津忠重が幼少期に暮らしていた部屋などを公開しています。磯御殿の屋根には、島津家の家紋、丸に十字が施された瓦がデンと構えていました。

磯御殿2

当主の部屋などには屋久杉が使われています。

磯御殿3

磯御殿の玄関

磯御殿4

玄関には鹿児島らしい独特の注連縄と門松が飾らていました。

磯御殿7

御殿

磯の御殿は、万治元年(1658年)、19代島津光久が御仮屋を建てたのが始まりとされています。その後、屋敷の南側に一亭を構え、落成の日に鶴が亭前に舞い降りたことから、喜鶴亭と名付けられました。以後、この御殿は島津家の別邸として使用されてきました。
明治4年には、廃藩置県が行われ、島津家の居城であった鶴丸城が島津家の手を離れたため、島津家の鹿児島での生活の場は磯に移りました。そして、明治17年には、磯の御殿は大規模な改築を行いました。その改築の費用は当時のお金で、三千五百三十五円二十一銭六厘だったといいます。明治21年には、29代島津忠義が、この御殿に住み、一時本邸として使用されていました。
 現存する建物は明治17年の約二分の一で、25部屋余りとなっています。庭園に面した部分は、当時当主であった忠義が使用していた部屋で、寝室、居間、謁見の間など八部屋余りからなっています。(現地案内板より)

磯御殿5

磯御殿6

磯御殿8

磯御殿9

磯御殿10

磯御殿12

磯御殿14

磯御殿13

磯御殿23

磯御殿17

磯御殿20

磯御殿18

磯御殿19

磯御殿の向こうには錦江湾、その先には桜島が見えます。

磯御殿16

磯御殿の屋根

磯御殿21

磯御殿の瓦

丸十字門が刻まれています。

磯御殿22

磯御殿11

磯御殿15



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