鹿児島中央公民館
鹿児島市中央公民館は昭和2年（1927年）に、鹿児島県下唯一の市立文化施設・鹿児島市公会堂として発足しました
所在地：鹿児島県鹿児島市山下町5-9
鹿児島市中央公民館は昭和2年（1927年）に、皇太子(昭和天皇)御成婚を記念して市が計画し、鹿児島県下唯一の市立文化施設・鹿児島市公会堂として発足しました。昭和24年には社会教育施設を兼ねた中央公民館として再出発し、さらに昭和47年からは、文化・社会教育施設の一つとして各種催し物、講演会など多方面にわたり市民に利用されています。
建物周囲にドライエリアを設け、建物は鉄筋コンクリート造で柱を等間隔に並べ梁で結合させたラーメン構造で、地下１階地上３階建となっています。正面立面及び平面をほぼ左右対称とし、玄関両脇に階段室塔屋を配し、その間に４本のピラスター、ロマネスク様のロンバルディアベルト（円弧の繰返し）、イスラム風尖頭アーチの窓を設置するなど、異国風な意匠を有することがひとつの特徴として挙げられます。
一流の建築家（片岡安）が建てた鹿児島市中央公民館は、地方の建築家に影響を与えた洋式建築のひとつとして価値が高く評価されています。（鹿児島市HPより）
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