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鹿児島市電

鹿児島市の路面電車は、軌道敷をシラスを利用したブロックに植えた芝生により緑化されています。夜間はライトアップをしています。

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鹿児島市の路面電車は、日本最南端の路面電車です。
鹿児島市に電車が誕生したのは大正元年12月1日で、全国で28番目に誕生しました。

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路面電車には、500系、600系、1000系、2100系、7000系、9500系、9700系などの車両があります。

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鹿児島市役所前で、市電とバスが行き交い、自転車や人も行き交っていました。大きな噴水もあり、なんだかいい光景でしたのでしばし眺めていました。

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窓の部分が黄色で、屋根部分と下部がグリーンの車両は、500系または600系の車両です。

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600形は、昭和34年(1959年)に登場しました。500系の改良型ですが、最も目立つ変化は運転士の視野を広げ、夏季の通風を保つために三枚窓方式を取り入れていたことです。前中ドアの配置は500形より多少前寄りになっています。車両側面の窓の数も異なっており、枠付けの方法も改良。内壁は軽金属の板張りにして不燃性を高め、照明にははじめて蛍光灯を使用しました。

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1000系1019号ユートラム

寸法:14×2.47×3.75m
自重:19t
客室床高:地上33cm
メーカー:アルナ車両
製造年月日:平成17年3月
乗車定員:58人
電動機出力:60kw×2

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1000系は、車両の真中部分(客室)が宙に浮いたフローティング構造で、世界初のブレーキシステムを採用している車両です。現在9両が活躍中です。また、電源の制御装置及び空調の装置をコンパクトにして、屋根上部に設置しています。国産初のフルフラット車両で、降車口には補助スロープを装備し、幼児からお年寄り、ベビーカー・車イスの方でもスムースに乗降することができます。

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車体のイエローは、南国鹿児島の明るい太陽を表し、ベージュは、超低床式車両の人に優しい機能を表しています。

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