桜島
錦江湾にある活火山です。
所在地:鹿児島県鹿児島市
独立峰で、成層火山(活火山ランクA)
東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77平方km
錦江湾(鹿児島湾)に、悠然と鎮座する桜島は、鹿児島市街地からわずか4kmの距離にある活火山です。今も尚、噴煙を上げ続けています。
桜島は、今から約26,000年前に誕生したと言われています。今から約5,000年前までは、北岳が活動し、今から約4,500年前から現在は南岳が活動しています。その中でも大正3年(1914年)の大噴火では、流出した溶岩に約9.2平方キロメートルの面積が覆われました。その時の噴火で、それまで海峡で隔てられていた桜島と大隅半島が陸続きになったほどです。
今も桜島は噴火し続け、鹿児島の方々は噴煙や降灰に悩まされています。桜島は、鹿児島のあちこちからみえます。
桜島の有名な特産品は、世界一大きい大根「桜島大根」と、世界一小さなみかん「桜島小みかん」です。世界一大きなものと世界一小さなものの両方があるのは面白いですね。
桜島には温泉や観光施設もあります。桜島の溶岩を約50tも使って造られた「叫びの肖像」は、特に有名です。叫びの肖像は、長淵剛さんの桜島オールナイトコンサートの記念モニュメントです。また、桜島のコンビニエンスストアのローソンやファミリーマートは、桜島の風景に馴染むように茶色と白を基調にした建物になっています