フラワーロードとオランダ風車
四季折々の花が咲くフラワーロードとオランダ風車が牧歌的な風情を醸し出しています。
所在地:長崎県佐世保市 ハウステンボス町1-1
ハウステンボス内
四季折々の花々と三連風車がオランダの風景を醸し出しています。
カラフルなお花畑に囲まれた風車はほのぼのとして和みます。このようなオランダ風車は、羽根の部分に帆を張ってゆっくり回ります。オランダでは粉引きに使われていたのが風車の始まりだそうです。国土を干拓によって拡げていったオランダでは、風車は水を汲み上げるポンプの動力源としてなくてはならない建国の父的存在だったそうです。自然のエネルギーを上手に利用する知恵は素晴らしいです。
マリーゴールドのお花畑が続きます。
ミュージアム・モーレン(Museum Molen)
長閑なお花畑にある三連風車の真ん中にある風車博物館です。ザイト・ホラント州ライツェンダムのボルダー型3連風車のひとつです。 オランダの国土は4分の1以上が海面下であるため、昔から洪水に悩まされていました。人々は堤防を築き、そして水を汲み出すポンプの原動力として大活躍したのが風車です。オランダの人々は、自然に負けず、逆に自然と共存して、素晴らしい住空間としてのオランダの風景を創造したのです。(現地案内板より)
風車はオランダの象徴でしたが、今は最盛期の10分の1の数に減ったそうです。19世紀後半のオランダには約1万基の風車が産業動力として、また開拓のために活躍していましたが、蒸気や電力の登場によって、次第にその数は減少し、今では約900基を数えるのみとなっています。ロッテルダムから東に20kmのところにありますキンデルダイクでは、風車の消滅を憂える人々が保存運動を続けています。(現地案内板より)
白、黄色、オレンジの鮮やかなマリーゴールドも満開でした。