展海峰展望公園
目の前に九十九島が180度のパノラマで広がる展望台です。展望台下の園地には、四季折々の花が咲きます。
所在地:長崎県佐世保市下船越町399
九十九島の眺望と15万本のコスモスは見ごたえがあります。
田中穂積と美しき天然
「美しき天然」は佐世保で生まれた曲です。独特のヨナ抜き(4・7番のレ・ソの音が無い)短音階を用いた日本初のワルツ曲「美しき天然」は、明治35年(1902年)、佐世保市制施行の年に創設された私立佐世保女学校(後の市立成徳高等女学校―現:佐世保北高等学校)で、音楽を指導した佐世保海兵団軍楽隊第三代軍楽長・田中穂積によって、女学生のための音楽教材として作られたものです。
烏帽子岳や弓張丘から望む九十九島の風景をこよなく愛し、その想いを武島羽衣の詩に仮託して作曲したといわれています。田中穂積より直接口授された当時の女学生の愛唱歌となり、また校歌の代わりとして歌われました。
田中穂積が没した翌年(1905年)に楽譜が出版されるや、いろいろな場で演奏されるようになり、サーカスのジンタとしても親しまれて、全国に広まっていきました。現在、この哀愁を帯びた美しメロディーは、国境を越えて中央アジアでも演奏されています。
◎田中穂積像は、西海国立公園指定50周年を記念して、成徳高等女学校同窓会から寄贈されたものです。(現地案内板より)
コスモス
3月中旬から4月中旬には15万本の菜の花が咲き、9月下旬から10月上旬までは15万本のコスモスが咲き乱れます。