神浦の町並み
長崎県の西北端、平戸島からフェリーで約40分の距離にある的山大島(あづちおおしま)の神浦地区には、江戸・明治・大正時代の離島の港町の伝統的木造建築群が細い道を挟んで建ち並んでいます。
所在地:長崎県平戸市大島村神浦
的山大島の神浦地区は、鯨漁で発展した漁村集落です。江戸・明治・大正時代の離島の港町の古い町家が細い道をはさんで建ち並んでいます。
大島村神浦
大島村神浦(おおしまむらこうのうら)地区は、平成20年(2008年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
床屋
まるでタイムトリップした様な、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
緩くカーブした町並み
神浦は山側を削り、海側を埋め立てて宅地を造成し、山肌に沿って道が造られたため道が緩くカーブしています。
すりガラス
2階のガラスがすりガラスになっています。
飾り手摺
消防団の法被が干されていました。
古い屋根瓦が連なっています。約200軒の家がひしめいています。
たばこ屋
狭い道の両脇に古い町家がぎっしりと連なって建っています。
カネヒラ屋の屋号が窓ガラスに書かれています。
カネヒラ屋
すりガラス
持ちおくり
庇を支える腕木(持ちおくり)
腕木
各々の家の腕木のデザインに特徴があります。この腕木は、捕鯨船を造る技術を応用しているそうです。
神浦の町並み
江戸時代当時の港町の情景が残っています。
古い町家が並ぶ通り
平戸市商工会大島支所
町角に佇む猫
石段
石垣と花
石垣と石段
石段