生月大魚藍観音
生月大魚藍観音は、舘浦漁港を見下ろす高台に鎮座しています。
所在地:長崎県平戸市生月町山田免570-1
像高:18m
基壇:3m
重量:150t
建立:昭和55年4月29日
額に光る真珠は直径2.5cmあります。
世界の平和と海難者および魚介類の霊を追悼し、漁船の航海の安全を祈念して建立されました。
生月観音建立の趣意
生月島は西海国立公園の西北端に位置し雄大な景観と豊かな水産資源に恵まれ又古くからかくれキリシタンの地として知られるなど自然環境に恵まれた殉教の島であります。
平戸大橋の完成と更に五十四年度国の予算に生月大橋の架橋が決定し近く起工致しいよいよ西九州観光ルート総合開発の幕あけの時期は到来しました私達はここに歴史の島平戸を観光基地として開発するとともに雄大にして無限の海の資源を有する生月島の象徴として平戸と相対する丘に観世音菩薩像を建立し観光施設として生月町に寄贈したものであります。
昭和五十五年四月八日 観光開発生月観光協会 理事長 鈴木善幸 専務理事 金子源吉(碑文より)