六角井戸
当時、明の様式で作られたといわれている井戸です。六角形の柵で囲われているのが特徴です。
所在地:長崎県平戸市鏡川町28
井戸の型が在来の日本のものと異なることから、唐人関係・倭寇関係遺跡として伝承されています。(碑文より)
県史跡 平戸の六角井戸
六角井戸 ろっかくいど The Hexagon Well
六角井戸は、県史跡に指定されています。
明(中国)の海商、王直は天文11年(1542年)に、松浦家25代隆信(道可)の優遇を得て平戸に居を構えました。王直は、平戸を根拠として貿易を行い、多くの明商人が平戸に定住しました。(現地案内板より)
井戸枠は水を各方面から一時に汲むのに便利な様に、六角形にしたものと推定されています。長崎県内における数少ない例として保存されています。