松浦史料博物館・千歳閣
千歳閣は、謁見の間として建てられたもので、天井が高く、照明はシャンデリア風であり、屋根裏にも洋式のトラス構造がみられます。
所在地:長崎県平戸市鏡川町12
松浦史料博物館内
建築:明治26年(1893年)
構造:木造平屋建、瓦葺、建築
面積:395平方メートル
現在は展示場になっています。
旧松浦家住宅は、第37代平戸藩主松浦詮によって、明治26年(1893年)に自邸として建てられた木造瓦葺、平屋建ての建物である。主屋にあたる千歳閣を中心に、奥に書斎に相当する九皐斎、手前に玄関の3棟が連なる。現在は松浦史料博物館として利用されている。
千歳閣は、謁見の間として建てられたもので、天井が高く、照明はシャンデリア風であり、屋根裏にも洋式のトラス構造がみられる。九皐斎は、和風の書院造で、書斎や私的な接客の間としての性格がみられる。玄関は、寄棟の屋根を突き出して式台を構えている。
平成18年3月27日に、閑雲亭及び閑雲亭待合とともに国の登録有形文化財(建造物)に登録されたが、千歳閣・九皐斎・玄関棟の3棟については、県指定を受けて解除となった。
本建物は、明治期の旧藩主の邸宅として規模が大きく、一部に洋風の要素を取り入れた構造や意匠に特徴がみられ、保存状態も良い。長崎県内における近代和風建築として貴重である。(長崎県HPより)
創設功労者顕彰碑
ネジバナ
花がねじれたように咲いています。