亀岡公園
平戸城を含む一帯が亀岡公園となっています。
所在地:長崎県平戸市岩の上町
桜とツツジの名所でもあり、秋には平戸おくんちで賑わいます。
公園内には桜(ソメイヨシノ)が1000本と平戸ツツジが2000本植えられています。桜が咲く頃には、400基のぼんぼりが灯され、お花見、お茶会などが催されます。
槙街道
平戸城へと登っていく途中の亀岡公園内にあります。ここの槙は、樹齢400年以上で、昭和29年に県の天然記念物に指定されています。
槙街道
1599年(慶長4年)に平戸瀬戸を望む丘の上に、日の岳城が築かれた。このマキ並木は、その築城の頃植えられ、樹齢は400年を超えていると思われる。
このマキ並木は、二の丸石垣にそって列をなしており、今では亀岡公園修景の主役としてそびえたつ平戸城と並ぶ名所として知られている。マキの並木として、こうした大木が列植されているものは、他に類がないものである。(碑文より)
亀岡のマキ並木
県指定天然記念物指定年月日:昭和29年12月21日
平戸は松浦氏の城下町で、慶長4年(1599年)に平戸瀬戸を望むこの丘に、日の岳城が築かれました。このマキ並木は、そのころ植えられたものと思われ、樹齢は400年以上と推測されます。最大のものは幹まわりが5.5m以上もあり、往時の城郭を偲ぶことができます。(現地案内板より)
槙の並木が続き、木陰になって気持がいい場所です。
石畳
山頭火の歌碑
「日本は世界の公園である。平戸は日本の公園である。」山頭火行乞日記より
漂泊の俳人と呼ばれる種田山頭火は、昭和7年3月31日に平戸を訪れました。島の美しさと人の温かさに感激し、一時落ち着き先にと考えたほどです。(碑文より)
公園内には様々な石碑がありました。
石碑
たばこの種子碑
慶長6年(1601)日本で迫害を受けるキリスト教徒を救出するため、フィリピンからフランシスコ会のヒエロニムス・デ・カストロが平戸に到着しました。この時カストロは、領主松浦鎮信(法印)にタバコの種を贈呈しています。これを記念して「日本最初 たばこ種子渡来之地」の碑が城内に建立されています。(平戸城HPより)
日の岳城古井戸
この井戸は慶長4年(1599)領主松浦鎮信(法印)が、ここ亀岡に「日の岳城」を築いた時の井戸です。井戸に使用されている枡形の石は組合わされたものではなく、石を方形にくり抜いて使っています。(平戸城HPより)