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見奏櫓・狸櫓

昭和35年(1960年)に再建された見奏櫓と往時の木造遺構として現存する狸櫓(多聞櫓)です。

櫓18

平戸城 見奏櫓

平戸瀬戸に面した丘陵の上に建てられています。

櫓7

見奏櫓

海を見渡せる大変眺めがいいところです。平戸城は海に付き出た亀岡山の地形を利用し、東・西・北の三方を囲む平戸瀬戸を天然の外堀とし、縄張は山鹿流兵学の開祖・山鹿素行と伝えられています。

櫓14

平戸梶紋

見奏櫓の石柱の上部に記された家紋

櫓15

見奏櫓の軒瓦には、松浦家の家紋の一つである三星が刻まれています。

櫓16

見奏櫓の屋根

櫓8

見奏櫓と平戸瀬戸

櫓17

櫓9

櫓12

平戸1

櫓13

櫓1

狸櫓

狸櫓の由来記によると、本当はこの櫓は、多聞蔵(たもんぐら)という名だったそうです。

櫓2

たぬきやぐら

この狸櫓と呼ばれる多門蔵の床下に狸が住んでいたが、櫓の修理のために床板を全部はがしたところ、狸が小姓に化けて松浦藩主の寝床にやってきて、「私達一族を櫓に住ませて頂きたい。そうしていただければ、私達一族は永代に渡ってこの城を守ります。」と嘆願したため、松浦藩主が床を元のようにはったところ、狸がずっと住み着いた。という伝説から、狸蔵と呼ばれるようになったそうです。

櫓5

狸櫓内部

狸櫓には、昔の農業の道具や器具、みのなどが展示されています。

櫓3

脱穀機

櫓4

脱穀機(足踏)

櫓6

茶摘籠

櫓11

懐柔櫓

懐柔櫓の向こうに見えるのは平戸大橋です。

櫓10

平戸瀬戸が見えます。


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