長崎眼鏡橋
長崎市の中島川に架かる石造二連アーチ橋です。日本最古のアーチ型石橋です。
所在地:長崎県長崎市長崎県長崎市魚の町・栄町と諏訪町・古川町の間
長さ:22m・幅:3.65m・川面までの高さ:5.46m
寛永11年(1634年)興福寺の黙子如定禅師が架設
昭和35年(1960年)に国の重要文化財に指定されています。
川面に映った影が双円を描き、眼鏡に見えることから、眼鏡橋の名前が付いたと言われています。日本橋と錦帯橋と並び日本三名橋に数えられています。
昭和57年(1982年)の長崎大水害で一部崩壊しましたが翌年復元されました。
ハートストーン
眼鏡橋付近の中島川護岸にハートの形をした石が20個前後はめられていて、観光に一役買っています。
ハートストーン
綺麗なハート形の石です。
黙子如定の像
長崎の地に370年余りもの長い歴史を持つ眼鏡橋は『黙子如定(もくすにょじょう)[1597年~1657年]』という中国の江西省の僧が我が国最初のアーチ型石橋として眼鏡橋を完成させました。川面に映るその姿から古来より『めがね橋』の名で長崎の人たちに親しまれ、明治15年に正式に眼鏡橋と命名されました。(現地案内板より)
黙子如定は、寛永9年(1632年)に来日し、明版の大蔵教を持参し、興福寺に入寺しました。眼鏡橋の建設指導にあたった他、興福寺の諸堂の造立に尽力しました。また、象嵌技術などの中国先進技術の導入にも尽力されました。