出島・乙名部屋
乙名部屋は、出島に出入りする日本人役人の詰所だった建物です。
出島において日本側の貿易事務や管理を担当していた出島乙名が拠点とした建物です。出島乙名は、出島を築いた出島町人から選ばれました。1階では乙名の仕事を分かりやすく紹介しています。
欄干の手摺子部分は、よく見ると変わった形で色も派手です。引き違いの窓障子には板ガラスがはめ込まれています。
ガラスが波打っています。この波打ったガラスからみる景色が好きです。ちょっとだけゆらゆら歪んでみえて、なんともいえない味わいがあります
出島和蘭商館では、長崎奉行直轄の地役人の長である町年寄の支配のもとに貿易が行なわれていました。その町年寄の下僚が出島乙名です。
2階は乙名の住居となっていて、和室です。
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