中華料理 四海樓
創業明治32年(1899年)創業、ちゃんぽんと皿うどんの発祥の店です。
所在地:長崎県長崎市松が枝町4-5
国宝大浦天主堂のすぐ下です。
営業時間:11:30~15:00・17:00~21:00(ラストオーダー20:00)
創業100周年を機に店舗を新築し、平成12年7月4日にオープンした店舗です。外壁のほとんどを石貼りとし、色使いは無彩色を基調として、有彩色は中華のイメージである赤だけ使っています。特に石については、四海樓の故郷である福建省から輸入したものです。
四海楼の看板
長崎では、「すべっても転んでも四海樓の前でちゃんぽん食わなきゃ腰ゃたたぬ」という言葉があるほど、「ちゃんぽんといえば四海樓」と言うように、明治時代からずっと長崎市民に愛されているお店です。
龍
四海樓の入口、階段にあります龍です。
四海樓の文字が刻まれています。
四海樓の故郷である福建省から輸入した石を使い、表面加工はすべて手彫りです。
ひとつひとつの龍の表情が違っていて迫力があります。でもよく見るとまつげがバチバチのチャーミングな顔をしています
四海楼の順風耳
順風耳(じゅんぷうじ)は、中国に昔から伝わる航海の神様「媽祖」の家来で、千里先のあらゆる悪の兆候や悪巧みを聞き分けて、いち早く媽祖に知らせる役目を持っています。
大階段の店舗に向かって左手に順風耳、右手に千里眼が立っています。順風耳と千里眼の兄弟の銅像は熊本の永松亮一先生(尚絅短大)が中国に視察に行かれ、製作されたものです。
四海楼の千里眼
中国に昔から伝わる航海の神様「媽祖」の家来で、ま祖の進む先や千里先の動きを監視して、あらゆる災害からま祖を守る役目を持っています。
龍壁
四海樓の店舗の左横にあります龍の壁です。この龍は瓦で出来ています。鬼瓦士の藤本先生と左官技能士の三浦先生が賛同して下さり、見事な龍壁が完成しました。
ダイナミックな龍壁
魔法陣
龍壁のそばには、魔法陣があります。魔法陣は、6×6の配列で、縦・横・斜めの数字を足すと、全ての数が111になる配列になっています。中国に古くから伝わる魔除けです。
龍壁の龍
龍壁の龍