文明堂総本店
「カステラ1番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」のCMで有名なカステラの老舗です。
所在地:長崎県長崎市江戸町1番1号
営業時間:8:30~19:30
明治33年(1900年)1月創業の老舗菓子店です。
昭和28年(1953年)には、創設者の安五郎氏が、カステラを全国に広めた功績によりスペイン駐日大使に招待されました。
文明堂総本店のカステラは、南蛮卵・100%もち米水飴・ざらめ糖・グルテンの少ない小麦粉を使い生地を作り、中混ぜ・泡切り・色付け・焼成という技を職人から職人へと引き継ぎ、伝統の製法で焼き上げています。
昭和8年(1933年)に、東京支店が新宿店を開店し、その後「カステラ一番、電話は二番」の電話帳宣伝を始めました。「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」というCMソングは私たちが子供の頃からずっと聞いていて、馴染み深い歌です。
カステラ巻
お正月ということで、カステラを購入した時にお年賀を頂きました。お年賀の中にはカステラ巻きが2つ入っていました。カステラ巻きは、カステラをお饅頭の生地の様なもので巻いています。
文明堂の桃カステラ
桃の形のカステラの上に色付きの砂糖コーティングが施されています。葉っぱはマジパンの様なものでできています。枝は、あんこが少し含まれたマジパンの様なものです。ほんとうに桃のように可愛くて綺麗なお菓子です。長崎の郷土菓子のひとつで、桃の節句のお祝いとして贈られたり、出産祝い、宮参り、婚礼などのお祝いや引き出物にも使われます。南蛮文化と中国文化が融合した長崎独特のお菓子です。長崎ではお祝いの席には欠かせないお菓子です。
桃の色をしたシュガーコーティングの部分はかなり甘いです。とってもお行儀が悪いのですが、このシュガーコーティングの部分をペロンとはがし、桃は桃、枝は枝、葉っぱ葉っぱと別々に食べて、最後にカステラを食べます。そうすると各々の部分の美味しさを別々に確実に味わえるので好きです。
可愛くて愛らしい桃カステラ
桃カステラの箱
文明堂のカステラ
南山手店
所在地:長崎県長崎市相生町9-17
営業時間:8:30~17:30
南山手店
長崎駅前店
所在地:長崎県長崎市大黒町6-1
営業時間:8:00~19:00