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俵物役所跡

俵物役所跡は、十八銀行本店のすぐ近くにあります。

俵物役所跡1

 俵物役所は、主に中国へ輸出された俵物「煎海鼠(いりこ)、鱶鰭(ふかひれ)、干鮑(ほしあわび)」類を収集、加工した役所である。延亨2年(1745年)、俵物請負方8人が西浜町に創設した俵物会所がその前身で、同年官営となり、俵物役所と改称された。敷地は805坪余の梯形で、北側に正門があり、その左に俵物買入場、敷地の中央には286坪の干場、その周囲に5棟12区の倉庫があった。銅役所は安政の開国後、中国貿易の衰微のため、一時、その機能を失ったが、文久元年(1861年)産物所となった。(現地案内板より)


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