旧自由亭
日本で初めての西洋料理レストラン自由亭跡は、お洒落な喫茶室になっています。
所在地:長崎県長崎市南山手8-1
自由亭は、第1ゲートから入って、動く歩道に乗り、途中の切れ目のすぐ右手にあります。
自由亭は、幕末に日本で始めての西洋レストランとしてオープンしました。当時自由亭は大変繁盛し、1879年には市内の馬町に進出しました。その時新築した建物が現在の自由亭の建物です。その後、1887年(明治20年)に廃業、のち裁判所官舎となり、代々の検事正官舎として使用されてきました。1973年(昭和48年)に保存の為、検察庁より長崎市が譲り受け、1974年(昭和49年)に現在地に移築復元したものです。
自由亭の2階の喫茶室からは、市内が一望でき、モダンな室内でゆっくりとくつろぐことができます。
Tea House 自由亭
南蛮屏風
照明器具
喫茶室内
オリジナルブレンド珈琲
自由亭には、オリジナルブレンドコーヒー(ホット・アイス)、ダッチコーヒー(ホット・アイス)、カフェオレ(ホット・アイス)、ウインナーコーヒー(ホット・アイス)、アイスコーヒー、紅茶、コーヒーフロート、キャラメルラテやココアフロート、レモンスカッシュ、グレープフルーツジュース、オレンジジュース、ビールなどもあります。
チーズケーキ
レモンティー
アップルパイ
自由亭のアップルパイは、ざく切りりんごがごろごろ入っていて、シナモンがきいていて、とってもおいしかったです。
自由亭の階段
元アメリカ大統領グランド将軍をはじめとした、各国の賓客もこの階段を上ったと思うと感慨深いです。
階段の照明
階段下
南蛮屏風が飾られています。
喫茶室内
マントルピース
旧自由亭
この建物は、最初伊良林町の若宮神社にあって、次に本大工町、1878年(明治11年)7月に西洋料理店「自遊停(後に自由亭)」として市内馬町12番地に建築されたものです。当時の三代料理店(小島郷福屋、西浜町清洋亭)のひとつで、内外の貴賓。地元地元高官などの社交の場に利用されていました。その後、1887年(明治20年)に廃業、のち裁判所官舎となり、代々の検事正官舎として使用されてきました。1973年(昭和48年)に保存のため検察庁より長崎市が譲り受け、1974年(昭和49年)現在地に移築し復元したものです。現在は、喫茶室として利用されています。長崎市(現地案内板より)
木の看板
西洋料理発祥の碑
自由亭の玄関の左手に西洋料理発祥の碑があります。
自由亭は、草野丈吉氏が江戸時代の終わり頃、伊良林の若宮神社前に、日本初の西洋料理のレストランとしてオープンしました。草野丈吉氏は、出島のオランダ人のもとで修行したそうです。当時の三大料理店(小島郷福屋・西浜町清洋亭・自由亭)のひとつで、内外の貴賓、地元高官などの社交の場に利用されていました。(碑文より)