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三浦環像前広場

オペラ「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」において、ヒロイン蝶々夫人を何度も演じ、世界的に有名にした日本人オペラ歌手・三浦環像やジャコモ・プッチーニの像などがあります。

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所在地:長崎県長崎市 三浦環が蝶々夫人に扮した姿の銅像は、プッチーニの銅像とともに長崎市のグラバー園に建っています。

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三浦環像

明治17年(1884年)生まれの三浦環は、日本発の世界的なプリマドンナとして活躍しました。1992年に帰国した際、長崎に留まり、蝶々夫人とゆかりの土地を訪ね歩いたそうです。

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日本が生んだ世界的プリマドンナ三浦環は、イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニが長崎を主題としたオペラ「マダムバタフライ(蝶々夫人」)を30年の長きにわたり世界各国で歌い続け美しい名曲を通じて、広く海外に日本婦人の愛の美徳を紹介した。その功績をたたえるためプッチーニの肖像とともに、ゆかり深きこの丘に三浦環の立像を建立して永く後世に伝えるものである。
1936年5月26日 三浦環顕彰会 三浦環立像建設促進委員会(碑文より)

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プッチーニのレリーフ

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ジャコモ・プッチーニ像

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ジャコモ・プッチーニ像

プッチニーの像はグラバー園内の三浦環像の近くにあります。代表作には、蝶々夫人の他、西部の娘、ラ・ボエーム、トスカ、マノン・レスコー三部作「外套・修道女アンジェリカ・ジャンニスキッキ(アリア私のおとうさん)」などがあります。1924年に喉頭がんのため急逝しました。トゥーランドットは未完成のままでした。

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鯉が泳いでいました。

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明治時代の水道創設時の共用栓

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長崎市の水道は明治24年(1891年)に創設されました。創設当時は、現在のように各戸に引き込んである水道は少なく、ほとんどが街路に立てた共用栓、この人間の顔をした蛇口から出る水を使っていました。この共用栓は、水を出したり、止めたりすることはできず、当時の水道事務所の市街水栓番という仕事をする人が朝に水を出し、夕方に止めて回っていました。(現地案内板より)

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顔、しかも口から水が出る仕組みは不思議です。


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