九州旅・九州各地の温泉・四季・町並・歴史

大浦天主堂キリシタン資料室

大浦天主堂の歴史、西坂で処刑された二十六聖人のこと、隠れキリシタンの歴史、キリスト教の歴史などの貴重な資料があります。

大浦天主堂27

所在地:長崎県長崎市南山手5番3号
国宝大浦天主堂 キリシタン資料室です。聖堂に向かって右横手にあります

大浦天主堂5

大浦天主堂の歴史、西坂で処刑された二十六聖人のこと、隠れキリシタンの歴史、キリスト教の歴史などの貴重な資料があります。

大浦天主堂3

大浦天主堂14

大浦天主堂30

旧羅典神学校

大浦天主堂に向かって右側の建物で国の重要文化財です。
『1873年キリスト教禁教が停止となり、各地に配流されていた浦上村の信徒が釈放されたのを契機として、大浦天主堂のプティジャン神父は神学校の設立を計画し、1875年に完成。設計と監督に当たったのはド・ロ神父。わが国初期の木骨煉瓦造り。1926年まで神学校校舎兼宿舎として使用。以後司祭館や集会所にも使用され、その間若干の一部改造があった。』ようです。現在は「キリシタン資料室」として利用され、いろいろな物が展示されており、大浦天主堂を訪れた人は誰でも見学できます。(現地案内板より)

大浦天主堂4

キリシタン資料室

現在はキリシタン資料室として公開されているこの建物は、日本初の木骨棟瓦造で、地上3階・地下1階建てです。
太い材を多用し、装飾の無いシンプルなデザインに、堅牢さを旨としたド・ロ神父の意図を読み取ることが出来ます。

大浦天主堂22

大浦天主堂23

大浦天主堂24

階段

階段まわりの曲面の美しさ、階段を歩きやすくするために踏面を大きくするなど、機能性を重視した細やかな配慮が伺えます。

大浦天主堂17

大浦天主堂21

大浦天主堂25

仏様の裏に十字かが刻まれています。

大浦天主堂26

大浦天主堂28

大浦天主堂16

大浦天主堂18

大浦天主堂19

大浦天主堂20

大浦天主堂2

大浦天主堂7

大浦天主堂8

教皇ヨハネ・パウロ二世

大浦天主堂9

大浦天主堂10

大浦天主堂11

キリスト像

大浦天主堂13

大浦天主堂15

大浦天主堂6

信徒発見のレリーフ

大浦天主堂敷地内にあります。

大浦天主堂1

大浦天主堂が完成した翌年1865年の3月17日に、当時はフランス寺と呼ばれていた天主堂に大勢来た見物人にまぎれて、浦上の隠れキリシタンたちがやって来ました。そして聖堂内で祈るプティジャン神父に近づき、「ワタシノムネ、アナタトオナジ」、つまり、私たちもあなたと同じ信仰をもっています、とささやいて信仰告白した後、「サンタ・マリアの御像はどこ?」と尋ねました。そこで、プティジャン神父は大喜びで彼らをマリア像の前に導いたのです。こうして、プティジャン神父によってキリスト信徒が発見されました。その後、五島、外海、神の島など長崎県の各地から、また、遠くは福岡県の今村からまでも、うわさを聞きつけたキリシタンたちが名乗りをあげにやってきたと言われています。七世代、250年もの長い間、表面は仏教徒を装いながら、しかし内にはキリストへの熱い信仰をもって、代々伝え聞いた信仰を守りとおしてきた隠れキリシタンと呼ばれる信者達がいたことが明らかになったのです。


長崎一覧

  長崎  平戸  佐世保
  島原   雲仙・小浜